英語のリスニング力が爆上がりする勉強方法 【英検・受験共通】

英検クラス

リスニング、どんなテストでも9割、得点できていますか? オックスフォード学院(山本塾)のリスニングの方法を実践すれば、どんなリスニングテストでも必ず9割、得点できるようになります。ほとんど誰もやっていない方法ですが、必ずリスニングが得意になります

今回、久しぶりに動画に登場してもらうアラタ君は現在、東大文科Ⅰ類(法学部進学課程)の1年生。高校の時に英検1級に合格しています。ちなみに帰国生ではありません。小3の時にオックスフォード学院の5級クラスで英語の学習を開始し、リスニングについてはどんなテストでも9割か満点を取ってきました。2024年1月の共通テストのリスニングは満点でした。

英検過去問のリスニング問題を解いたうえで、その文法・単語・熟語を理解したうえで、放送文テキスト(何が読まれたのかを英語で書いてある文章。過去問の解答解説のところに掲載されています)を、5回、10回、20回音読する。これだけで、リスニングは必ず高得点を取ることができるようになります。

これまでは、私の塾の「企業秘密」でしたが、今回の動画で公開することにしました。日本中の英語学習者に、リスニングが得意になってほしいからです。

放送テキスト=リスニング原稿=スクリプトです。

なぜ英検過去問の放送文テキストか最高なのか

英検過去問の放送文テキストの音読は、次のような理由で必ず効果があります。放送文テキストとは、リスニングテストで音読される文章のことで、英検過去問の解答解説のところに全部、掲載されています。

第1に、質が良い英文だから。その級の勉強をするのに適した文法、単語、熟語が使われている、という意味で良質なテキストが英検リスニング過去問の放送文テキストです。英検の問題を作成するために、間違いなくネイティブを含む数十人の英語のプロが関わっています。首をかしげるような放送文テキストは、まずありません。

第2に、バランスが良い、ということも挙げることができます。リスニングといえば、会話文というイメージが強いと思いますが、英検のリスニングには、会話ではない文章も必ず一定量、入っています。会話文ではないリスニングの問題のことを「レクチャー形式のリスニング」と呼びますが、英検のリスニングの場合、会話とレクチャーの両方が入っています。

第3に、当たり前ですが音声がついています。徹底的に音読を繰り返すために、音声を使うことができます。英検の筆記部分は過去問集に音声がついていませんが、リスニング部分にはどの過去問集を買っても、必ず音声がついています。

第4に、級が細かく分かれており、自分に適したレベルの音読ができる、ということがあります。これまでにも何度も申し上げていますが、音読は今、自分がチャレンジで読んでいる長文や、英検の最初の穴埋め問題のレベルよりも、簡単なレベルから始めるべきなのですが、英検は5級から1級まで7段階に分かれているため、適したレベルの放送文テキストを使えば、自分に合った音読練習ができます。

第5に、当たり前ですが、リスニングの放送文テキストを音読すれば、リスニングの問題のパターンが分かり、得点が上がります。また、シャドウイング(文章を見ないオーバーラッピング)までやれば、リスニングのハイレベルな訓練になります。

この音読は山本塾の企業秘密だった!

私の塾では、放送文テキストの音読を5級クラスからやってもらっています。今、この文章を書いているのは2025年の新年で冬休みですが、冬、春、夏の長期休暇には、毎日1時間は英検過去問のリスニングの放送文テキストを音読するよう、指導しています。

今回、番組に出演してもらったアラタ君は、小3で5級クラスを始めた時から放送文テキストの音読を必ずやったため、発音がよくなり、どんなリスニングテストでも必ず9割は得点できるようになりました。

アラタ君の他にも、私の塾にはリスニングが圧倒的に得意になっている生徒がたくさんいます。

放送文テキストの音読を繰り返す、という指導は、いわば私の「企業秘密」なのですが、今回、あえてこれを公開することにしました。日本全国でリスニングが得意な人が増えてほしいからです。

放送文テキストの音読、だれもやらない

放送文テキストの音読は、このようにすごい効果があることが間違いないのですが、日本全国、ほとんどだれもやっていないようです。

なぜ、このように言えるのか。それは、私が英検の過去問の中古本をこれまで50冊以上買っているからです。

古本の過去問集を見ると、筆記のところには、しわがついていたり、書き込みがあったりする場合がありますが、リスニングの解答のところの放送文テキストに書き込みがあるのを見たことがありません。つまり、ほぼだれも英検過去問のリスニングの放送文テキストを丁寧に復習していないのです。問題を解いて、点数を出したらおしまい。解きっぱなしのままなのです。

時間がかかるが効果は絶大!

放送文テキストの音読を繰り返すこと。時間はかかります。1セット、リスニングの問題の音声を流すと、30分前後かかります。10回、音読する、とすれば300分、5時間かかってしまいます。20回音読すると10時間です。

しかし、もし本当に20回、同じセットを音読すると、リスニングだけではなく、スピーキング、リーディング、ライティングの4技能すべての力が急速についていきます

ぜひ、一度やってみてください。

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